AI 営業電話アシスタント Twilio + Ultravox(n8n template)
ビジネスの世界では、着信の一つひとつが貴重なビジネスチャンスです。ですが、すべての電話に即時対応し、その内容を正確に記録・分析するには、大量の時間とコストが必要になります。
「また大事な電話を取り逃した…」 「1日中、一次対応だけで終わってしまう…」 「誰が、いつ、どんな内容を話したかの管理が面倒…」
そんな悩みを解決するために開発されたのが、本n8nワークフローテンプレートです。Ultravox や Twilio といった音声サービスと深く連携し、貴社専用のAI電話対応システムを構築できます。
このワークフローを導入すると、以下の業務が完全に自動化されます:
主な機能
24時間365日自動応答 営業時間外でも、スタッフ不足でも、AIが一次対応を代行。貴重な問い合わせの機会を逃しません。
パーソナライズされた挨拶 着信番号をもとにGoogle Sheetsの過去記録を検索し、既存顧客には「王様、いつもありがとうございます」、新規顧客には初回案内の挨拶を送ります。
通話内容の自動記録と要約 通話終了後、AI(OpenAI)が自動で文字起こしを取得し、簡潔な要約を作成。発信者の名前も抽出されます。
Google Sheets への自動記録 通話時間、電話番号、要約、全文などの情報が、リアルタイムで指定のGoogleスプレッドシートに記録されます。
賢い折返し通知 AIが通話内容から「具体的な質問」や「折返し希望」の意図を判別し、必要に応じて指定のメール宛に通知を送信。
高いカスタマイズ性 通知先をSlackに切り替えたり、HubSpot等のCRMへの連携、応答スクリプトの調整など、業務ニーズに応じて柔軟に拡張可能です。
今こそ、手動での電話応対から解放され、本来注力すべき創造的かつ価値のある業務に時間を割きましょう!
こんな方におすすめ
- スタートアップ・中小企業を運営している方
- カスタマーサポート部門の効率化を目指す責任者
- 電話問い合わせの多い店舗・サービス事業者
- n8nを活用した高度な自動化に挑戦したい開発者
商品内容
- n8n ワークフローファイル(Inbound_Call.json)
ご準備いただくもの
- n8n の実行環境(n8n Cloud または自ホスト)
- Twilio、Ultravox などの電話・音声AIサービスのアカウント
- Googleアカウント(Google Sheets、Gmail用)
- OpenAI APIキー
【※2※ 購入者用 操作マニュアル】
ステップ1:事前準備
以下のサービスにアカウント登録し、必要なAPIキーを取得しておいてください:
- n8n:n8n Cloud またはご自身の環境に構築済みのn8n
- 音声AIサービス:例)Ultravox
- 電話サービス:例)Twilio
- Googleアカウント:Google Sheets、Gmailに使用
- OpenAIアカウント:通話要約の生成に使用
ステップ2:インポートと初期設定
1. JSONファイルのインポート
n8nのダッシュボードで「Import from file」をクリックし、受領した Inbound_Call.json ファイルを読み込んでください。
2. 認証情報(Credentials)の設定
インポート後、赤く点滅しているノードは認証設定が未完了のものです。以下の設定を行ってください:
- Ultravox / HTTP Request ノード:Create Ultravox Call、Get Transcript にAPIキーを設定
- Google Sheets ノード:Update Call Log、Retrieve History など、4つのノードにGoogle認証を設定
- OpenAI ノード:OpenAI Chat Model、OpenAI 4o mini にAPIキーを設定
- Gmail ノード:Notice Mail ノードに認証情報を設定
3. プレースホルダーの編集
ご自身の環境に合わせて、以下を修正してください:
- Create Ultravox Call:
YOUR_ULTRAVOX_AGENT_ID
を実際のIDに置換 - Google Sheets関連ノード:Document ID、シート名を実際の値に変更
- Create First Message ノード:会社名、AIアシスタント名を修正
- Notice Mail ノード:通知先メールアドレスを指定
4. Webhookの設定
- Ultravox_webhook(着信)と Ultravox End Call(通話終了)のノードを開き、それぞれのWebhook URLをコピーします。
- Twilio等の電話サービス管理画面にて、着信時/終了時のWebhookとして設定してください。
ステップ3:有効化とテスト
すべての設定が完了したら、n8n画面右上の「Active」スイッチをオンにしてください。
設定した電話番号に実際に電話をかけ、以下を確認してください:
- AIが正常に応答するか
- Google Sheets に通話記録が追加されるか
- 通知メールが届くか
問題がなければ、導入完了です!
ステップ4:カスタマイズ
本テンプレートは柔軟な拡張が可能です:
- AI応答の調整:Phone Summary、Create First Message のプロンプトを編集し、応答トーンや性格を調整
- 通知チャネルの変更:Notice Mail を Slack ノードに置換
- CRM連携:Google Sheets ノードを HubSpot、Salesforce などに置換
ご質問やカスタマイズのご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください!
📅 予約: https://cal.com/sgh-discuession/45 📧 お問い合わせ: author@shingihou.com 📺 YouTube: @shingihou